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ファーウェイ副会長の逮捕!覇権争いが原因?米中貿易戦争の激化は必至

中国の通信機器最大手であるファーウェイの副会長(CFO)である孟晩舟(Meng Wanzhou)氏がカナダで逮捕されました。

海外メディアによれば、孟晩舟氏の逮捕は、アメリカの対イラン貿易経済制裁への違反が理由だとそうです。

ただでさえ、緊張が高まっている米中間での衝撃的な出来事に世界中が注目しています。

ここでは、ファーウェイ副会長(孟晩舟氏)逮捕の概要、孟晩舟氏のプロフィール、今回の逮捕によって米中貿易戦争が始まるのではという世の中の懸念や世界の流れについてまとめました。

ファーウェイ副会長がカナダで逮捕!

【ワシントン=鳳山太成、広州=川上尚志】カナダ司法省は5日、中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)の創業者の娘である孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(CFO)を逮捕したと明らかにした。米国が経済制裁を科すイランに製品を違法に輸出した疑いで、米当局が孟氏の拘束を要請していた。(日経

どうやらアメリカの法律では、「特定の米国原産の技術を、特定の国へ輸出することを禁じている」ようです。

つまり、ファーウェイがアメリカの技術のライセンスを使用するにあたって、それをイランなどの特定の国に輸出しないことが条件だったわけです。

とくにアメリカはイランに対して経済的な制裁をあたえており、石油の輸出を制限しています。

このイランへの制裁のなかで、唯一中国だけが6ヶ月間の猶予を与えられ、イランから石油を購入できる国だったようですね。

こういった点からアメリカでは中国の動きを調査し続けていました。

その最中で、ファーウェイがアメリカの技術を使用した製品をイランへ輸出していたとして、今回逮捕にまで及んだようですね。

ここまでは、まぁ分かりますが、アメリカ国内での違反について、カナダ当局に協力を要請していた件については驚きを隠せません。

日本だと治外法権なので、国外に逃走してしまえば日本国内の法律は無力で、逮捕を他国に要請することはありえないです。

今回の逮捕は極めて大きな案件である可能性が高いように思います。

アメリカが国全体として、なんならトランプ大統領も関与しているのでは…(ぼそっ)という気さえしてきます。

孟晩舟のプロフィール(経歴・年収)

ここで、簡単に逮捕された孟晩舟氏のプロフィールをご紹介します。

英語名ではMeng Wanzhouと表記され、そのままで読むと、メン・ワンシュウといったところでしょうか。

日本語表記での正式な読み方はわかりませんでした。

孟晩舟は、ファーウェイの創業者である任正非氏の娘で、現在46歳だそうです。

  • 1993年にHuaweiに入社
  • 1998年には華中科学技術大学で修士号を取得
  • 香港のHuaweiの国際会計学部所長、会計管理部長を務める
  • 現在HuaweiのCFO、理事会副議長

気になる年収ですが、正確な数字は公表されていません。

ただ分かっている情報としては、

  • ハーウェイの従業員の平均年収が1170万円
  • 2015年のフォーブス誌発表の中国人女性の資産ランキングでは9位にランクイン

従業員の平均年収が1000万超はかなりすごいですよね。

こんな企業はそうそうないように思います。

また労務行政研究所が調査・公表した資料によれば、CEOの報酬は社員の平均年収の8~10倍程度といったところ。

副会長である立場を考えても7000万~1億円程度もらっている可能性があるのではないでしょうか。

上記は日本の常識で考えた場合の話なので、世界にも進出している通信機器会社は、特別報酬のようなものがありそうですよね。

最近逮捕されたカルロスゴーン氏の言葉を拝借するわけではないですが、世界スタンダートなグローバル企業の幹部の報酬となると、数十億円も当たり前だそうなので、このあたりはもっと多くても全然おかしくないですね。

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ファーウェイ副会長の逮捕は覇権争い?日米貿易戦争の激化も!

今回の逮捕劇は、「米中貿易戦争の一環なのではないか」、「より激化するのではないか」、「本格的に戦争が始まったのでは」という声が多くみられます。

ファーウェイの世界進出にともなって、世界中で様々な動きがあっての今回の逮捕。

これこそ陰謀論が成立しそうにも感じてしまいます。

ファーウェイは世界の主要国から排除されようとしていた

ファーウェイは過去10年間で、かなり急激に成長しており、2017年には900億ドル以上の収益を上げました。

ファーウェイのスマートフォンはヨーロッパや中国で大人気のようです。

最近では日本でもテレビCMで流されるなど、積極的に参入していますよね。

こういったハイテク産業の世界1位はアメリカが独走状態だったのですが、最近では中国と覇権争いにまで発展しているという背景がありました。

現在世界では次世代5Gの開発計画を進めていますが、ファーウェイも5G計画の要としての役割を果たしています。

そんななかで、今年の8月にトランプ大統領は、ファーウェイをはじめとした中国の通信機器を政府機関での使用を禁止する法案に署名していました。

これには、中国のスパイ防止や秘密漏洩を懸念しての決定なのですが、トランプ大統領は自国だけにとどまらず、主要国に5G計画からファーウェイを排除するように働きかけています。

現段階では、アメリカ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランドなどが、ファーウェイの排除を決定しており、現在はカナダにも働きかけをおこなっているようです。

トランプ大統領は逮捕のことをあらかじめしっていた?

ファーウェイの副会長が逮捕されたのは12月1日のことで、ブエノスアイレスでトランプ大統領と習近平大統領が一緒に食事をした日のことでした。

90日間の貿易停戦に同意した日と同じ夜の出来事だったとのことで、この逮捕についてトランプ大統領は知っていたのでしょうか。

ホワイトハウスがトランプ大統領に、夕食の間に勾留されることを知っていたかどうか尋ねたときに、すぐには返答がなかったそうです。

このあたりから、当然トランプ氏はこの逮捕に関与していた可能性があるとみることができるように思います。

まとめ

ファーウェイ副会長(孟晩舟氏)逮捕の概要、孟晩舟氏のプロフィール、今回の逮捕によって米中貿易戦争が始まるのではという世の中の懸念や世界の流れについてまとめました。

ファーウェイの副会長の逮捕について、まだまだ情報が開示されていないので、なんとも言えませんが、いろいろな憶測が広がっています。

ただひとついえることは、米中の関係はさらに悪化するということでしょう。

米中ともに、譲れないハイテク事業を巡ってしれつな争いをしているわけですから、今後両社が強行手段にでないことを願いたいです。

どちらもトップが激しい(日本が大人しすぎるだけ?)ので、これからの動きには注意が必要ですね。

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Riley
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