2019年1月31日、世間では愛妻の日といわれていますが、それにちなんでか、ミヤネ屋で紹介された「妻のトリセツ」が炎上しています。
妻のトリセツという本があるようで、その中身を紹介していたようですね。
その中身に「共感できな」という声がとても多く、Twitterなどでトレンド入りするほどです。
一体「妻のトリセツ」はどんな内容なのか、著者の黒川伊保子さんがどんな人なのか、世間の声もまとめました。
「妻のトリセツ」に共感できない人が続出!

ミヤネ屋で紹介された「妻のトリセツ」の一部を抜粋した写真です。
「妻のトリセツ」といえば、書店やネットでもベストセラーとなっていて、注目されている本ですよね。
しかししかしこの写真だけ見ると、なんといいますか、ありがちな恋愛バイブル的な感じがして、あまり目新しさは感じません。
恋愛ならまだしも、妻のトリセツで出てくる文言としては、夫婦になってもまだこういった駆け引きをする必要があるのかな~という印象です。
ミヤネ屋の放送を見てから、「ネットでは共感できない!」という声が続出し、なかば炎上状態になっています。
ネットの反応は?
妻のトリセツって、妻は機械か何かなの?血液型とかなら「そういうとこあるわ〜w」って笑えるけど、妻って立場じゃん。
察してちゃん妻も問題だけど、相手をまともに観察できない夫も問題じゃない?
その場凌ぎの対応は、いずれ崩壊を招くと思うけどなぁ— KRN@魔女見習い (@krnxwx0124) 2019年1月31日
たしかに、妻っていう属性は範囲が広すぎて、ひとくくりにしないでほしいという意見がでるのは仕方ないでしょうね。
妻のトリセツってトレンド入りしてて見てみたら…全然私とはタイプの違う奥様の事でした🙄🙄私の「あっち行って!」はほんとに行ってほしい時。いつまでもここにいるとぶっ○すという意味がこめられています😌💕
— ありぃぃぃ (@axjadbo) 2019年1月31日
夫婦円満の秘訣としても「言いたいことはきちんと伝える」というのが、最近の主流ではないかなと思います。
若い世代はとくに、察してほしいというよりは、正直に伝えられる人も増えているのではないでしょうか。
今ミヤネ屋で妻のトリセツ?だかの本の話してたんだけど、あの著者に何一つ共感できないから私は「妻」という職業にはなれないなと改めて思った
いやだってオカシイでしょう
妻と子が喧嘩してて、子供が言ってる事が正しくても妻の味方をしろって
お母さんにそんなに言葉使っちゃダメ— 次乃 (@tuguno_2) 2019年1月31日
一番、炎上のポイントとなっているのが、これではないでしょうか。
私もこれは、子どもの教育によろしくないと思いました。
夫婦だろうが親子だろうが一人の人間やからな
血が繋がってても相手の考えてることはわからん
そんなんで人生上手く行ったら苦労せんわ
結論
妻のトリセツ
みたいな枠じゃなくて個人のトリセツつくれ
西野カナの「トリセツ」はあくまで西野カナ自身のトリセツや— みんなのママ (@together_mother) 2019年1月31日
これは、正論すぎてなにも言えません。
まあ、それを分かったうえで、どうにかこうにか円滑な人間関係を築けないかと相性占いやら、いろいろあるんだろうと思いますが。笑
極論は、もう本当にその通りですよね。
お昼過ぎテレビで日テレの情報ライブ ミヤネ屋見てたんだけど、妻のトリセツ特集やっててめっちゃ共感したりなるほどーて思ったりして結構勉強になったww
— みおり (@Miori_3061) 2019年1月31日
いっぽうで、共感できる人もちらほらといるようでした。
妻のトリセツとかよく分からんけど
普通に分かる部分はある
何もかも家事について文句言われたらムカつくし
けどヒスるって事は何かしらの引き金があるはず
ただ言っていい事とダメなことはある
それは私にも言えること
反省すべき #ミヤネ屋— うんちぶりの達人(最終形態) (@manjinau2) 2019年1月31日
共感できない部分もあるけど、共感できる部分もあったという意見。
「妻のトリセツ」ってどんな内容なの?

私も放送のみで、本をすべて読んだわけではないので、なんとも言えませんが、一体この本はどういった内容が書かれた本なのでしょうか。
炎上しているだけに、著者の真意なんかも気になりますね。
「妻のトリセツ」概要
妻が怖いという夫が増えている。
ひとこと言えば10倍返し。ついでに10年前のことまで蒸し返す。いつも不機嫌で、理由もなく突然怒り出す。人格を否定するような言葉をぶつけてくる。
夫は怒りの弾丸に撃たれつづけ、抗う気さえ失ってしまう。
夫からすれば甚だ危険で、理不尽な妻の怒りだが、実はこれ、夫とのきずなを求める気持ちの強さゆえなのである(俄には信じ難いが)。
本書は、脳科学の立場から女性脳の仕組みを前提に妻の不機嫌や怒りの理由を解説し、夫側からの対策をまとめた、妻の取扱説明書である。
「妻が怖い」「妻の顔色ばかりうかがってしまう」「妻から逃げたい」という世の夫たちが、家庭に平穏を取り戻すために必読の一冊でもある。
ということで、「妻」といっても世の中一般の「妻」ではなく、いわゆる「恐妻」や「鬼嫁」、「理不尽な妻」のトリセツのようです。
タイトルに語弊があるゆえに、共感できないと炎上しているのかもしれませんね…。
確かに最近では、DVならぬ逆DVが横行していて、しかも男性は恥があるせいで相談できずに我慢していて、逃れられない状況にあるとテレビでみたことがあります。
そういう特別なケースの男性に向けた、「妻のトリセツ」だとしたら納得できそうです。
とはいえ、そこまで妻が怖いのであれば、トリセツでその場をしのいでもな…という気もします。
著者「黒川伊保子」さんってどんな人?

黒川伊保子さんのプロフィール
- 名前:黒川伊保子(くろかわ いほこ)
- 誕生日:1959年(60歳)
- 出身:長野県
- 出身大学:奈良女子大学理学部物理学科卒業
大学卒業後は、14年にわたって現在話題となっている人工知能(AI)の研究開発をしてきた方です。
その自身の経験から、2003年に株式会社「感性リサーチ」という、脳科学をベースとしたさまざまなコンサルティング業務をおこなう会社を設立しています。
2004年には、脳科学とAIの集大成によって、独自の語感分析法を導きだしたことで、さまざまな分野の新商品名を受注したことで、感性分析の第一人者となった人だそう。
会社のHPをみると、男女脳の差や感性、人工知能を活用したコンサルやセミナーをおこなっているようですね。
こういう経緯から、人間の感性や男女の差についての本を出版するに至ったんですね!
今回の「妻のトリセツ」以外にも
- 女の機嫌の直し方(2017)
- 鈍感な男 理不尽な女(2015)
- キレる女懲りない男 男と女の脳科学(2012)
など、さまざまな著書を出版しているようですよ^^
まとめ
ここでは、ネットで炎上した「妻のトリセツ」について、どんな内容なのか、著者の黒川伊保子さんがどんな人なのか、世間の声とあわせてまとめました。
なかなか驚きの内容も多く、「共感できない!」という声が多かったですね。
いろいろ調べてみたところ
- 「妻」というよりは「恐妻」「鬼嫁」「理不尽な妻」のトリセツだった
- タイトルの語弊から炎上が起こった
といった結論に落ち着きました。
とはいっても、男女の脳の差を知るうえでは、おもしろい本のようなで、ぜひ読んでみたいと思います。