久しぶりに中華料理屋さんにいきましたが、3歳の娘がこれでもかと杏仁豆腐を食べていました笑
いまのところ食べ物アレルギーのない娘ですが、杏仁豆腐の独特な風味って食べ過ぎても大丈夫なのかなと少し心配になりました。
杏仁豆腐の原料について意外と知らなかったので、杏仁豆腐がどんな原料でできているのか、アレルギー症状がでる可能性など、調べました^^
私は子供のころ、杏仁豆腐って苦手でした~(今は大好きです)調べてみると杏仁豆腐なかなか奥が深かったので、読んでみてください
Contents
杏仁豆腐とは
杏仁豆腐は、「あんにんどうふ」あるいは「きょうにんどうふ」とも呼ばれる、中国発祥のデザートです。
一見、豆腐のように白くてやわらかく、ほどよく甘く独特な風味が特徴的ですよね。
杏仁豆腐の歴史は、中国・三国時代(220~280年)までさかのぼるそうです!
杏仁豆腐は「肺と腸の働きを活性化する」とか、喘息や便秘などにも有効といわれており、薬膳デザートとして親しまれた歴史があるんだそう!
たしかにあの独特な風味は、薬膳ぽくもありますよね。
杏仁豆腐の原料はなに?
『杏仁豆腐』の基本的な作り方で使われる原料は以下のとおりです。
- 杏仁霜(きょうにんそう)
- 砂糖
- 牛乳
- ゼラチン
原料はとってもシンプルですよね。
杏仁霜に砂糖や牛乳を加え、ゼラチンや寒天で固めたものが杏仁豆腐です。
「杏」はアンズのことです。
「杏仁」とは、アンズの種の中にある白い実のことをいいます。
その白い実を粉状にしたものを、「杏仁霜」といいます。
杏仁豆腐でアレルギー症状がでる可能性はある?
そこで気になる杏仁豆腐のアレルギー症状がでる可能性についてです。
乳アレルギー・ゼラチンアレルギーの人は注意!
杏仁豆腐に使われているものは、杏仁霜・砂糖・牛乳・ゼラチンが基本でしたね!
アレルギーの特定原材料として指定されているのが、乳製品ですね。
そのため乳アレルギーの方は、アレルギー症状がでる可能性があるため、杏仁豆腐は避けておくべきです。
そのほかには、ゼラチンでアレルギー症状がでる方も、杏仁豆腐を食べない方がいいでしょう。
また杏仁霜自体には乳成分を含みませんが「杏仁霜」として売られているもののなかには、乳成分やコーンスターチなどをくわえていることがあるようです。
乳アレルギーの方で、杏仁霜を使用する際には成分表示をしっかり確認しましょう。
ナッツアレルギーの人は成分表を要確認!
そして少しややこしいのが杏仁霜です。
杏仁霜はとても高価なものであること、風味がアーモンドに似ていることからアーモンドパウダーやアーモンドエッセンスが使われていることが多いそうです。
安い杏仁豆腐は、高確率でアーモンドを使用しています。
そのためナッツアレルギーの人がアーモンドで代用された杏仁豆腐を食べると、アレルギー反応が出る可能性があるので十分注意してください。
また杏仁霜そのものは、アンズの実を粉にしたものなので、ナッツ類に含まれるでしょう。
一般的には、杏仁霜をナッツアレルギーの人が食べてアレルギー反応がでる可能性はあまり高くないとされているようです。
アレルギー反応が出にくいとはいえ絶対に出ないとは言えないので、同じナッツ類なので不安な人は避けておいた方が無難でしょう。
杏仁霜を英訳するとアーモンドパウダー?
さらに厄介なことに、「杏仁霜」は英語で「Almond powder」と訳されます。
でも杏仁霜とアーモンドパウダーは風味が似ているだけで、生物学上は別物です。
ふたつとも同じバラ科サクラ属で似たような実をつけるため、なかなか区別が難しいということもあり、一部中国ではアーモンドと杏仁の区別がされていないことがあるんだそう。
そのため「杏仁霜(アーモンドパウダー)」という商品名でも、アーモンドパウダーが含まれているものと含まれていないものがあるんですって!
なので、ナッツアレルギーだけど杏仁霜に挑戦してみようという人は、商品ごとに「アーモンド」なのか「アンズ」なのか、原料をしっかり確認する必要があるということです。
まとめ
杏仁豆腐の原料や、アレルギー症状がでる可能性について調べました。
- 杏仁豆腐の原料は、杏仁霜・砂糖・牛乳・ゼラチン
- 乳アレルギー・ゼラチンアレルギーの人は杏仁豆腐NG!
- 杏仁霜はナッツ類に含まれる(アーモンドに似ている)
- 原料の杏仁霜はアーモンドとは別物だが、属性が同じなのでナッツアレルギーの人は要注意
- ナッツアレルギーの人もリスクが高いので杏仁豆腐は控えたほうが無難!