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平成最後の年【2018】災害が史上初の観測レベル。自然災害について思うこと

年号がかわる平成最後の年「2018年」は、記録的な大規模災害が頻発している年になっています。

異常気象は例年から報じられていましたが、2018年は史上初の観測レベルのものばかりでした。

2018年に起こった自然災害異常気象を振り返ります。

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平成最後の年「2018年」におこった大規模自然災害

2018年は毎月のように、災害が前代未聞の被害が発生しており、ある意味忘れられない「平成最後の年」になりそうです。

1月~2月 全国で記録的寒波

平成最後の年、はじまりから、厳しい気候に見舞われました。

日本全国で、平均気温は平年の-3度と低く、各地で厳しい冷え込みが続きました。

北海道上川地方や、山形県、福井県では、観測を始めて以来、各地域で最大の積雪量を記録。

北海道では、水道管が破裂したりと、寒波による被害もあったようです。

除雪車も太刀打ちできないほどの積雪でした。

4月 島根県西部地震(震度5強)

2018年4月9日に起こった、島根県西部地震は、震度5と強い揺れを観測しました。

死者は出なかったものの、1042棟もの住宅被害がありました。

活断層が近くにないのにも関わらず、大きな揺れを観測したため、各地で災害に対する懸念の声が広まりました。

参照:内閣府防災情報のページ「島根県西部を震源とする地震による被害状況等について

6月 大阪北部地震(震度6弱)

2018年6月8日に起こった、大阪北部地震は4名の死者をだしました。

小学校横のブロック塀が崩れ、下敷きになってしまった被害者が児童であったことが、印象的で心苦しい地震でしょう。

各地で火災も発生し、二次被害が広がりました。

大きな都市で起こった地震は、多くの人がパニックに陥りました。

参照:内閣府防災のページ「大阪府北部を震源とする地震に係る被害状況等について

7月 豪雨(平成最悪の水害)

晴れの国ともいわれるほど、一年を通して降水量が少ない岡山で、100年に一度の大雨を記録しました。

24時間の最大雨量は200ミリにも達したようです。

2つの川に挟まれた真備町では、堤防が決壊し、一気に川の水が町に流れ込み、一瞬で町は水没しました。

30分もしないうちに腰まで水があがってきた」という報告があるように、避難する時間もないほどの勢いで、たくさんの被害者がでた豪雨でした。

8月 猛暑(歴史的最高気温を更新)

歴史的寒波を経験した日本で、今度は記録的な暑さを更新しました。

埼玉県や岐阜県で、観測史上の最高気温となり、その気温は41度超えです。

各地で熱中症で搬送される人も1週間で2万2千人を超え、計測史上最多となりました。

9月 台風21号(平成最強レベル)

9月4日に発生した、最大瞬間風速が47.4m/sという記録的な暴風を巻き起こしながら近畿地方に上陸した台風21号。

車が飛ばされたり、トラックが横転、電柱が倒れたりと凄まじい威力でした。

広範囲で断水や停電がおこったようです。

さらに、関西国際空港の連絡橋にタンカーが衝突し、空港が孤立する事態にまで発展。

また滑走路も冠水し、空港が営業が不可能なため、多くの便が欠航しました。

台風でここまでの被害がでるは初めてのことでしょう。

年々、台風の強さは勢いを増している気がしますね。

ベランダが飛ぶほどの風は、想像を絶する強さです。

9月 北海道地震(震度7)

9月6日に起こった北海道の地震は、最高震度の震度7を記録。

北海道内全域で停電が起こるなど前代未聞の出来事が起こっています。

また大規模な土砂崩れも起こっており、いまだ復旧のめどはついていません。

大規模地震の発生もここ数年で、頻発している印象です。

参照:気象庁「過去の気象データ検索全国歴代ランキング

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多発する自然災害について思うことは?

これだけ毎月、大規模な災害がおこっていることに異常を感じる人も多いでしょう。

世の中の人はどう思っているのでしょう。

災害が起こるたびに、日本は救助活動の質や復興のはやさ、犯罪の少なさを褒められます。

ひとりひとりが思いやって、できるだけみんなで助け合おうとする精神は、土壇場では一番強いかもしれません。

らいり~
らいり~
日本人であることを誇りに思える精神ですよね。

温暖化もそうですが、これだけ災害が頻発しているのは、自然が悲鳴をあげている証拠でしょう。

環境破壊は思っているよりも深刻で、早期化している気がします。

再建力がはやいことの裏返しですが、会社ははやく元通りに戻そうとします。

まだ危険が残る場合や被災した地域では、もっと個人レベルでの配慮を必要としているというのは一理ありますね。

すこし立ち止まる時間も必要なのかもしれません。

予測できない災害に対して、謝罪をするのはなんとも日本人的な言動ですよね。

電車が動かないとか、橋が壊れたとか、だれも悪くないんです。

自然災害は、いつ誰におこるか分かりません。

らいり~
らいり~
自分は大丈夫と思うことは、本当に危険なことですよね。

明日はわが身と肝に念じて、日ごろから最善の備えをしておきましょう

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まとめ

関西国際空港や、新千歳空港など大きな主要空港での被害があいつぎ、旅行産業にも打撃を与えそうです。

また2020年に東京オリンピックを開催する予定の日本ですが、このような大規模な災害が立て続けにおこると、本当に開催できるのか心配になりますね。

平成最後の年は、節目として特別な気持ちを抱いている人も多いなか、大規模な災害が多発する記録的な年になってしまい、残念な気持ちです。

被災された地域には、一刻もはやい救済と心の平和をお祈りします。