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【ハグプリ最終回】プリキュアで出産シーンは必要?どんなメッセージ性がある?

ハグっとプリキュアが、本日最終回を迎えました!

最終回には、なんと主人公である「はな」の出産シーンが1分以上放映され、話題となりました。

Twitterでは朝から、トレンドをプリキュア関係で占めるなど、心動かされた人が多かったみたいですね。

ここでは、子ども向けアニメで出産シーンを放送する必要があるのか?というネットの声に対して、どんなメッセージ性があるのかということを検証してみます。

プリキュア最終回で主人公の出産シーン

まずは、ハグっとプリキュアの最終回で放映された出産シーンの動画をご覧ください。

確かに子ども向けアニメで、リアルな出産シーンって意外性ありますよね。

昔からこういった美少女系のアニメは、現実的というよりは仮想的な傾向が強くて、見る子どもが夢を見るようなものが多かったと思います。

私なんかはセーラームーン世代ですが、自分も修行をつんで変身したり、魔法が使えるようになるって夢みてました笑

そんななかで、今回主人公の出産シーンがラストを飾るというのは、視聴者もみんな驚きを隠せなかったようです。

ネットの声は?

驚きの声は多いものの、絶賛する声が多いようです。

子どもだけでなく、子どもと一緒に見ている大人や、プリキュアファンのみなさんも、感動して涙したという人も。

朝から出産シーンが流れて、気まずかったという人もいましたが、壮大な出産シーンは好評だったみたいです。

出産シーンを入れることの必要性は?

そもそも前代未聞の出産シーンはアニメで必要だったのでしょうか?

確かに「未来へとつないでいくよ」という意味であれば、赤ちゃんが産まれたあとの描写でそれは十分に伝わるので、必要ありませんよね。

アニメにしては結構、迫力のある生々しい描写だったので、もっと深い意図が隠されているように思います。

最終回のしかもラストシーンに1分以上の出産シーンをもってきたのには、どんな意味があったのでしょうか。

視聴者がどのように感じ取ったのかを参考に、検証してみましょう。

出産シーンには強いメッセージが込められている

私はプリキュアを見たことがないので、あまり深い考察ができないのですが、ハグプリは「子育てがテーマ」なんですね。

プリキュアを見ている世代の子どもにとっては、自分が大切に育てられていることは肌で感じられても、どうやって産まれたかは未知ですよね。

このころの子どもって「ママ~〇〇はどうやって生まれてきたの~?」なんて聞いてくるイメージがあります笑。

言葉では説明しきれない出産シーンで、こんなに苦労して自分を産んでくれたんだと伝わることが狙いだったのでは?と思います。

その背景には、未成年の自殺が増加傾向にある現代社会への強烈なメッセージになっているのではないでしょうか。

命の尊さや、親の愛を子どもに理解してもらい、自ら命を絶つことは絶対にしてはいけないことだと心に刻んでくれたらなって思います。

子どもと一緒に見ている両親にとっても、心動かされるシーンだったでしょう。

現代社会の価値観を与えるアニメ!

ハグっとプリキュアは、これからの世界を生きる子供たちに、いろいろなメッセージがこもっていた名作だったみたいですね。

出産シーン以外にも、

  • プリキュアの一人がアンドロイド
  • 主人公がいじめられた経験あり
  • 男がプリキュアになる
  • 倒した(救った)敵幹部達と最後に共闘

など、社会の多様性や、おおきな社会問題であるいじめ、どんな人も根からの悪人ではないことなど、いろいろなことが学べるアニメだったのだそう。

全然見たことがなかったですが、そんなに深いのであれば一度1話から見てみたいなという気持ちになりました。

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まとめ

ここでは、プリキュアの最終回で出産シーンがあったことについて、出産シーンの描写は必要だったのか、どんなメッセージか込められているのか検証しました。

プリキュアは、すばらしい人生観をリアルに感じさせてくれるアニメだとして評価が高かったみたいです。

世界の多様性など、現代社会に沿った価値観を与えてくれますよね。

子どもに大人気のアニメだからこそ、メッセージ性は重要です。

よく子どもに見せたくないアニメとしてあげられるアニメもありますが(私は好きですけどね笑)、これは小さな子どもにもぜひ見せたいアニメでしょうね。