ZIPで紹介された、スマホアプリのZenly(ゼンリー)が紹介されました。
これをうけて、ネットでは「ゼンリーのGPS機能が怖すぎる」、「デメリットを理解したうえで使ってほしい」など、心配する意見も多いようです。
そこで、ゼンリーのGPS機能をつかってできることや、メリットとデメリットについてまとめました。
Contents
スマホアプリのZenly(ゼンリー)とは?
ゼンリーは、自分や相手の居場所を共有しあえるアプリで、お互いに友達登録をすれば、いつでもお互いの居場所を確認できます。
常に自分の居場所を知られるとなると、監視されているような気分になりそうですが、プライバシーが守れる設定もあるので、24時間いつでも丸見えというわけではないようです。
「どうしても今いる場所を知られたくない」という人はゴーストモードという機能で、一時的に位置情報を隠すこともできるそうです。
またプライベートモードでは、友達申請できる友達の範囲も設定できるので、不特定多数の人から申請されるという状態を防ぐことも可能なようです。
GPS機能が怖すぎる!
このゼンリーのGPS機能が便利だとZIPでは紹介されていたようですが、ネットの声は真逆のものが多かったです。
今女子校生に、無茶苦茶流行ってると言われるアプリ「ゼンリー」について一言。
賛否両論の意見を聴き感じたことオレは否!そもそも、このアプリが1番の売りにしてる位置特定って概念が危ない!
じゃ、その1番の売りにしてる位置情報が偽だったら?
ゴースト機能ってことも出来るんだからねー怖いわ— YATTHI(やっちん) (@DJ_YATTHI) 2018年11月8日
ゼンリーが便利みたいなこと言ってたけど怖過ぎない??
最近のJKはそれが普通なの???んん???— 結吏 (@a_ym21) 2018年11月8日
位置情報確認アプリ?ゼンリーとかいうの初めてしったや~。何事も使い方次第だとは思うけど…監視社会が近づいてきてるのかもしれんなーw
— 泉 / なっさん:11/30~12/7不在デス (@m_izumi340) 2018年11月8日
設定ができるとはいえ、自分が意図しない時や、意図していない友達に居場所を知られるというのは、監視されているような息苦しさはないのでしょうか。
ネットの時代、犯罪の種類も多様化しているなかで、自分の居場所が特定されてしまうとなると、場合によっては深刻な問題になりかねないような気もしませんか?
ゼンリーのメリット・デメリット
ゼンリーが紹介されてから、怖い!という声が多かったのですが、アプリ開発者は人々のメリットを考えて開発したわけなので、メリット・デメリットの両面をもっています。
自分の居場所を共有することに対しては、よくメリットとデメリットを考えておこなうべきでしょう。
ゼンリーのデメリット
まずはみんなが心配している、ゼンリーのデメリット、危険性についてまとめます。
①恋人とのトラブルの元
多くの女子高生が彼氏との間で、ゼンリーをつかっているようでした。
「彼氏が家にいるのに連絡がない」、「〇〇に行くって言ったのに違う場所にいる」など、疑い深くなってしまうのでは?と思います。
こんなアプリを日常的に使用しているカップルは、はっきり言って、信頼関係はありませんよね。
きっと彼氏・彼女が、ゴーストモードにすると不安になったり、電池が切れて居場所が分からなくなっただけで浮気を疑うなど、トラブルしか生まないように思います。
お互いに束縛して、息苦しくなりそう…。ゼンリーが原因で破局なんてありえますよね。
ゼンリーって携帯いついじったか分かるんだけど皆んな彼氏が未読してるっていつもキレてる
— あみすけ(⸅᷇˾ͨ⸅᷆ ˈ̈́˒̅̈́) (@aaaaaaa_mww) 2018年11月8日
ゼンリーなるGPSアプリを友達同士で使う若者に驚きつつ私が「どうすんの、友達と彼氏が同じ場所にいるとか分かったら!」って言ったら「ミントは怖いこと考える天才だな」って言われましたおはようございます!
— ミント (@lemon_blue7) 2018年11月8日
②ストーカーなど犯罪の巣窟に
ゼンリーについて世の中の意見を探していると、自分のIDを公開して、気軽に友達になってくださいというような書き込みが目立ちました。
これは全く顔も知らない、あかの他人に自分のプライバシーをさらす行為で、とっても危険です。
これが一番怖い使い方だと思っていますが、悪用されたり、ストーカーされる可能性を分かったうえでおこなっているんでしょうか…。
新しい友達を作るという面からみると、楽しいのかもしれませんが、こういう使い方は自ら犯罪被害者になるようなもので、なにかあっても同情の余地もないです…。
ZIP!でラインのテレビ電話やゼンリーの使い方を紹介していた。女子学生は楽しそうにしていたし、良い交友関係が保てるなら我が子にも反対はしない。でもGPSアプリは危険もあるから、異性の友達や知らない人とは気軽にフレンド登録しないでほしいな。デメリットをよく理解してから使用してください。
— かりんとう (@karinto_333) 2018年11月8日
今の女子高生の中でゼンリーっていう位置情報共有アプリが流行ってるらしいが、流石に位置情報共有って怖くないんかな?あとそんなん遅かれ早かれ犯罪起こりかねないけど大丈夫なのかね?
— 舞遥 (@delizioso607) 2018年11月8日
ゼンリーさ、たまに全く話したことも会ったこともない人から申請来るけど所詮他人のくせしてなしてそこまで位置情報知りたがんの?
なんか意味あんの?
もしかしてガチのストーカー?笑
こわいこわーい😱— しょとゃん (@DDRM_Luv) 2018年11月4日
③使い方によってはいじめの温床に
ラインいじめという言葉が流行ったように、ゼンリーを使ったいじめもでてきそうです。
自分だけ仲間外れにされているとあえてわかるようにしたり…と、可能性は無限にあるような気もします。
たまには友達と距離をおいて、自分の時間が欲しいと思っても、それが原因で拒否されたとかいいがかりをつける人もいそうですよね。
ゼンリーとか位置情報わかるアプリ?
あえて分かるように自分だけハブられたりするいじめありそう。
「なんかめっちゃ急いで近づいてるけど~うける~!」って。#ZIP— ていく (@take023) 2018年11月8日
ゼンリー怖い。自由がない。いじめの対象になったら逃げれないね。
— たげ放牧 (@lattegoldmoon) 2018年11月8日
ゼンリーのメリット
デメリットが目立つ一方で、ゼンリーは使い方によっては便利な面も多くあるようです。
①子どもの居場所確認ができる
そもそも「ゼンリー」は家族間などで使用を目的とするように作られたアプリのようなんです。
例えば、小さなお子さんを持つ親からすれば「自分の子どもがどこにいるか」というのは気になるでしょう。
とくに買い物中や遊園地、スキー場、旅行先など多くの人が集まる場所では、このアプリを子どもに持たせておくと安心です。
また帰りが遅く、携帯にも応答しないというときにもこのアプリがあれば、安心できますよね。
児童を対象とした犯罪が増加しているご時世なので、こういう使い方はたしかに便利といえそうです。
ゼンリーとかいうアプリ便利だな
家族で買い物行くといつも嫁が一人でウロウロして探すの苦労するから役に立ちそう— BIG13世(岩手山とスパIIX大好き) (@big_13) 2018年11月8日
②携帯紛失時に役立つ
携帯を落としたり、紛失したときに、友達の携帯から携帯の在りかを調べることができます。
正確モードでかなり詳細な位置情報が分かるので、携帯がある場所までたどりつくことができるようです。
③待ち合わせに便利
中学生・高校生の待ち合わせにもうってつけと言われています。
人が多い場所で待ち合わせをする際に、LINEなどでやり取りをしなくてもゼンリーを使えばどこにいるか一目瞭然なんです。
④恋人の浮気防止?
デメリットとの裏返しですが、恋人の浮気防止になるということで使っている女子高生もいるでしょう。
ただ監視していないと浮気を防げないのであれば、先は長くないと思います笑。
一時的な抑止力として、便利という見方もできるかもしれませんね。
まとめ
ZIPで取り上げられた、居場所共有アプリに「ゼンリー」について、怖い!というネットの意見や、メリット・デメリットについてまとめました。
「ゼンリー」は使い方によっては有効なアプリですが、その使い方には注意喚起が必要だと思います。
現に、不特定多数にプライバシーを自らさらしている若者(本当は若者でもなければ性別も違うかも?)がいるので、深刻な問題になりつつあるように感じます。
必要なときだけ居場所を知らせるスタンスで、プライバシーはしっかり守るような使い方ができればいいのですが…
ゼンリーを使った犯罪やいじめ・ストーカーなど、デメリットの代償はかなり大きいもののように感じます。
彼氏の不倫・浮気防止には役立つアプリかもしれませんが、こんなアプリなしで信頼関係は築けないのかな?と先が心配になったりします笑